ハックルベリィ・フィンの冒険

トム・ソーヤーの友達のハックルベリィ・フィンの話なので、読む前は子ども向けの話だと思っていました。

しかし、実際に読んでみると、宿恨のために戦い続ける一族や詐欺師たちとの旅などの話があり、子ども向けの内容じゃない気がします。社会の事が理解できる歳になってから読んでよかったと思います。

家畜や作物を盗む(本人は借りると言っていますが)ことにためらいのないハックが、一緒に旅をする黒ん坊(本の表現をそのまま引用しています)を自由の身にすることにためらいを見せる描写が何度もあります。小説なのですべてが真実ではないのでしょうが、これが出版された当時は、この描写に共感する人が多かったのかもしれませんね。
ニュースで取り上げられる人権問題の根深さの一端をこの小説を通して理解したような気がします。そして、この様な小説が残っていること、この問題を解決しようと行動することに、アメリカという国の文化を感じました。

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